整備風景&設備
救命いかだ(ライフラフト)
しっかりと空気を詰め、空気漏れがないかチェックします。艤装品やボンベの期限、その他に損傷個所や劣化個所の有無などもチェックします。
いかだ収納コンテナの洗浄や、船名書きもしていますので、綺麗なままお使いいただけます。
GMDSS
EPIRB、SART(レーダートランスポンダー)、双方向無線機の各種点検整備をしています。
電波を遮断する特別な部屋で、送受信のテストをします。
救命胴衣
ホツれや破れた箇所、チャックの損傷がないか等をチェックし、
膨脹式ならそれらに加え、しっかり空気を詰め、空気漏れがないかチェックします。
使用後の、膨脹式救命胴衣のボンベ新替もやっています。
イマーションスーツ
圧力計、軽搬型ベビコンなど、
持ち運びが可能なので、出張もOKです。
約3年に1回の点検になります。
消火器
コンプレッサーなどで、しっかりと中を清掃してから新しい粉末と交換します。
家庭用でも、毎年の外観点検、5年での粉末交換が推奨されています。
検査について
車に車検があるように、船にも検査があります。それが船舶検査制度です。
総トン数20t以上の船舶ですと国土交通省、総トン数20t未満の船舶ですと日本小型船舶検査機構(JCI)が検査を担当しています。
検査の種類は以下の通りです
■定期検査
初めて船舶を航行させるとき又は船舶検査証書の有効期限が満了した時に受ける精密な検査
■中間検査
定期検査と定期検査との間に受ける簡単な検査で船舶の用途等により実施時期が異なる
■臨時検査
改造、修理又は設備の新替え等を行ったときに受ける検査
■臨時航行検査
船舶検査証書の交付を受けていない船舶を臨時に航行させるときに受ける検査
■参考サイト
日本小型船舶検査機構